六月の器と花暦 (2)


”六月三週目の花暦”


今回は誰もが知る6月の花 紫陽花、

今年最後の芍薬やスモークツリーと

初夏の草花をご用意いたしました。














枝もの(万作、スモークツリー等)のように茎が固いものは金槌や木槌で先を叩くか(写真参照)枝切り鋏で縦にはさみを入れると水が上がりやすくなります。





その他のものは切ってすぐ深く水に浸けていただければ大丈夫かと思いますが、草花系(丘虎の尾、モナルダ等)がくたっとしていたら湯あげ(新聞にくるみ、茎の先端1~2cmを熱湯に10秒ほどつけ、その後すぐ新聞ごとたっぷりの水につける方法)していただければ2時間ほどで元気になります。





花材は丈の長いもの短いもの いろいろお入れしております。お持ちの花器に合わせ いろいろ組み合わせて楽しんでください。ご参考までに、いくつか活け方のご紹介です。




◼︎お送りした花器は安定性がいいので、

万作などある程度長めの枝ものをいれていただいても大丈夫です。口元に重心がくるように塊の花(柏葉あじさい、あじさ芍薬など)を入れるとバランスがとりやすくなります。





◼︎モナルダ、草連花、丘虎の尾、半夏生,

黒ほおずきなどはブーケの中でも良いアクセントとなる個性を持っていますが、単体でその美しい動きを見せるのも◎


日本では松明草、矢車ハッカなどいくつもの名を持つモナルダ。 爽やかな香りも楽しんでください。

◼︎深めのお皿やボウル、水盤などお持ちであれば流すように活けてみても。

張った水が見えるように少量の花を入れるとテーブルに清涼感がでます。

個性的な色形の黒鬼灯。

ほおずきという名前ですが赤い鬼灯とは遠い親戚、です(笑)



◼︎紫陽花は水盤がよく似合います。

最初は長い茎のまま楽しんで、

少しずつ短くしていくと最後まで長く楽しめます。






だいぶ暑い時期になりました。

涼しく風通しの良い場所(エアコンの直撃は避けてください)に置いて、できるだけこまめな水換えと切り戻しをしていただけると花保ちが良くなります。

いろんな花活けを楽しんでいただけましたら嬉しいです。


花保ちの期間は種類によって違います。

できるだけ季節を感じれるものを見ていただきたいという思いから

短期間にしか出回らない貴重な花材があれば長持ちしないことを承知で

選ぶこともあるかもしれません。

どうかご理解いただき、短い間でもその美しさを堪能していただけましたら

嬉しく思います。


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