六月の器と花暦 ⑴


”六月一週目の花暦”


今が旬の芍薬と初夏の花たちを

ご用意いたしました。















今回 枝ものが2種類(土佐水木、スノーボール)入っております。

枝もののように茎が固いものは金槌や木槌で先を叩くか(写真参照)枝切り鋏で縦にはさみを入れると水が上がりやすくなります。





その他のものは切ってすぐ深く水に浸けていただければ大丈夫かと思いますが、

ベロニカ、クレマチスがくたっとしていたら湯あげ(新聞にくるみ、茎の先端1~2cmを熱湯に10秒ほどつけ、その後すぐ新聞ごとたっぷりの水につける方法)していただければ2時間ほどで元気になります。




花材は丈の長いもの短いもの いろいろお入れしております。お持ちの花器に合わせて組み合わせて楽しんでください。

ご参考までに、いくつか活け方のご紹介です。


◼︎短い季節にしか姿を現さない楚々としたお花(乙女百合、蛍袋)は 単体で飾るとその美しさが際立ちます。



◼︎線が細く流れが美しいもの(利休草、クレマチス)は 枝ぶりによって下に垂れるように活けたり ボウルや水盤のような低く広口の器に入れても。細くても存在感があり、涼しい印象をあたえます。

下の方から枝分かれしているものは切って一輪挿しにしても◎










◼︎土佐水木は長さを生かして伸びやかに。

上の写真は寒色系のみで涼しく、下のように芍薬を入れると 開いたとき華やかになります。





























◼︎お送りした花器は安定性がいいので、土佐水木を長いままいれていただいても大丈夫です。口元に重心がくるように花を入れるとバランスがとりやすくなります。









だいぶ暑い時期になりました。

涼しく風通しの良い場所(エアコンの直撃は避けてください)に置いて、できるだけこまめな水換えと切り戻しをしていただけると花保ちが良くなります。

いろんな花活けを楽しんでいただけましたら嬉しいです。



花保ちの期間は種類によって違います。

できるだけ季節を感じれるものを見ていただきたいという思いから

短期間にしか出回らない貴重な花材があれば長持ちしないことを承知で

選ぶこともあるかもしれません。

どうかご理解いただき、短い間でもその美しさを堪能していただけましたら

嬉しく思います。


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